アクリルキーホルダーの「穴」。 通し穴、取り付け穴、キーホールなど、さまざまな呼び方があります。 一見小さな要素ですが、実はこの“穴ひとつ”で全体の印象が変わることも。

そこで今回、金具を通す穴の位置を3パターン用意し、試作を行いました。 本記事では、その違いを比較した試作レポートをお届けします。

目次

1. 今回の検証について

アクリルキーホルダーの「穴」。 これまで、特に深く考えず“なんとなく”位置を決めて作ってきたな、とふと感じました。

36アクキー

でも、本当にそれでいいのだろうか。
この小さな要素にも、こだわる余地があるのではないか――そんな疑問から、今回の試作を行いました。

36アクキー

たかが穴、されど穴。
直径わずか3mmの違いでも、全体の雰囲気や見え方に影響はあるのか。

36アクキー

その違いを確かめるため、今回は穴の位置を変えた3パターンで検証していきます。

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実験っちゅ!!!

2. 今回試作した3パターン

2026年もTOM'S Racing #36のスポンサーを務めさせていただくことになり、応援グッズとして「36」のアクリルキーホルダーを制作しました。 今回はそのキーホルダーを使い、穴の位置による印象の違いを検証しています。

36アクキー

試作したのは、以下の3パターンです。
① 斜め×出っ張り部分に穴
② 斜め×数字部分に穴
③ 正面×中央に穴

36アクキー

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比較っちゅ!!!

3. 実際に比較してみた

ここからは、実際に試作品を見て感じた印象を、あくまで個人的な視点でご紹介します。 写真とあわせてご覧いただきながら、それぞれの違いやグッズ全体の雰囲気を感じていただければ幸いです。


① 斜め×出っ張り部分に穴

以前、製造部にトラベルマーカーの試作を依頼した際、「斜め配置」をおすすめされたことがありました。 最近のトレンドなのか、それとも製造部の長年の感覚によるものなのかは定かではありませんが(笑)、実際に斜め配置での製造依頼も増えているようです。

今回はその流れを踏まえ、斜めの配置に加えて、出っ張り部分に穴を設けたパターンを試作しました。 斜めにすることで全体に動きが生まれ、躍動感のある印象に仕上がっています。

36アクキー

② 斜め×数字部分に穴

数字の部分にも穴を設けることができるのではと考え、試作したパターンです。 ①と同じく斜め配置ですが、出っ張り部分ではなく数字内に収めることで、よりすっきりとした印象になります。 デザインとの一体感が出やすいのも特徴です。

36アクキー

③ 正面×中央に穴

こちらは、中央に穴を配置したスタンダードなパターンです。 水平にまっすぐ配置されるため、安定感があり、安心感のある仕上がりになります。 定番として扱いやすい仕様といえるでしょう。

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迷うっちゅ!?

4.アンケートをしてみた

Xにて実施したアンケートの結果をご紹介します。

36アクキーのアンケート

最も人気が高かったのは「② 斜め×数字部分に穴」。 続いて「③ 正面×中央に穴」、「① 斜め×出っ張り部分に穴」という順になりました。 全体としては「どれも良い」という意見も多く、選ぶのに迷うアンケートだったようです。 また、今回のテーマは“アクキーの穴位置”という少しニッチな内容だったため、通常のアンケートに比べて回答しづらかったのか、投票数はやや控えめに……(笑)

さらに、今回は「数字だけ」ではなく「キャラクターと組み合わせたアクキー」を前提としていたため、イメージしづらい部分もあったのかもしれません。

36アクキーのアンケート

それでも、好みがしっかり分かれることが分かり、今後のグッズ制作にとって参考になるアンケートとなりました。

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迷わせたっちゅ!?

5.まとめ

今回の検証を通して、アクリルキーホルダーの「穴」という一見小さな要素でも、全体の印象や見え方にしっかりと影響することが分かりました。 斜め配置による動きのある表現、数字内に収めることで生まれる一体感、中央配置による安定感。 それぞれに明確な特徴があり、どれが正解というよりも、「どんな印象にしたいか」によって最適な選択が変わると感じています。また、アンケート結果からも好みが分かれることが分かり、改めてデザインの奥深さを実感しました。普段は見落としがちなポイントですが、こうした細かな部分にこだわることで、グッズの完成度や魅力はさらに高まります。
今後のアクリルキーホルダー制作において、穴の位置もひとつの選択肢として意識していただければ嬉しいです。

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