有限会社ナッシュのコーポレーションサイトです。有限会社ナッシュは「自動車事業」「製造事業」「WEB事業」を運営しています。
CHANCE AND CONNECT WITH NUSH
「縁」と「輪」を共につくろう。
新車から良質中古車の販売及び車の買取、お客様の大事なクルマのメンテナンス、車検、修理、各種カスタムパーツの取付、ナビ、オーディオ、ドライブレコーダー、ETCの取付、カーコーティング、板金塗装などクルマの事なら何でもご相談ください。
お客様からご依頼を頂いた製品の管理とサポートの徹底として、製造・梱包・納品までを内製で行うことでワンストップ製造による安心安全のサービスをご提供しております。
地方のWEBパートナーとして品質の高いWebサイトを、地方の価格感で提供しているWeb制作会社です。HPだけでなく、オリジナルグッズまで見通したブランドコンセプト設計を行っています。
2024年10月3日(木)から6日(日)まで開催された燕三条の工場の祭典に参加してきました。今回のレポートは、行きたかったけれど行けなかった方々や、次回参加を検討している方々への参考になればと思い、まとめました。
エントワとしてもこの貴重な体験を振り返るため、できるだけ多くのことを記録したいと考えています。そのため少し長めの内容になってしまうかもしれませんが、最後までお付き合いいただけると幸いです。
レポートを通して、燕三条のものづくりの素晴らしさや、新潟の方々の温かさが少しでも伝われば嬉しいです。どうぞ、よろしくお願いします。
静岡工場博覧会2024(通称「ファクハク」)のレポートは、こちらのページからご覧いただけます。
目次
最近、エントワは日々の作業量が増えてきたものの、業務がマンネリ化してきました。そんな中、新しい刺激を求めて、新潟のモノづくりのまち・燕三条へ行くことを決めました。幸いなことに、弊社しゃちょーからも「行ってこい」と背中を押され、今年は「工場の祭典」に参加することにしました。 どの工場に行けばよいかは迷いましたが、SNSでつながった企業が祭典に参加していたり、従業員から「この工場は見た方がいい」といった情報をもらったりして、最終的に行き先を決めました。(工場の数が多いため、全てを回り切るのは不可能なので、事前のリサーチはとても大切です!) 「工場の祭典」の目的は人それぞれですが、モノづくりを見たい方、こだわりの製品を探している方、ブランディングについて学びたい方など、さまざまな楽しみ方があります。単純に工場見学自体が面白いので、非常にオススメのイベントです。さらに、多くの工場ではワークショップを体験できるなど、訪れた人が楽しめる工夫が随所に見られ、とても価値のあるイベントだと思いました。
なっちゅ
サイコーでしたっちゅ!!!
エントワが最初に訪れたのは「三条ものづくり学校」です。この施設は、もともと小学校の校舎として使われていた建物をリノベーションして誕生しました。地域の工芸や製造業の技術・知識を次世代に伝えることを目的としており、地元の企業も入っています。エントワと親しい企業さんも参加していたので、ぜひ一度ご挨拶したいと思っていました。
校舎に入ると、スタッフの方が常駐しており、「工場の祭典」について色々と相談することができます。やはり、困ったときは地元の人に聞くのが一番ですね。最初に「三条ものづくり学校」を訪れて情報収集するのもおすすめです。(ちなみに、燕三条駅にもスタッフがいるので、新幹線で訪れた方は駅での情報収集も◎)
三条ものづくり学校は、3階建ての校舎です。
内観はこちらです。学校の懐かしい感じ!!!
階段も学校の階段です!!!
企業さんもこんな感じで、入っています!!!
なっちゅ
懐かしい感じっちゅ!!!
「三条ものづくり学校」の中には、Fablabさんも入っています。SNSで知り合った企業さんでもあり、ご挨拶と見学をさせていただきました。
Fablabさんでは、ものづくりに携わる企業の方がデジタル機器を活用して、試作品の製作などを行うことができるそうです。地元の方々も3Dプリンターを使って、オリジナルの釣り道具を製作しているとのことで、こんな施設が近くにあるのはとても便利だなと感じました。
さらに、Fablabさんではワークショップも開催されていて、色付け体験など、ものづくりに触れる機会が提供されています。興味がある方は、FablabさんのSNSをぜひチェックしてみてください!
↓3Dプリンターによるフィギュア作成
↓レーザーカット機によるハンコ彫刻
新潟の企業さんのサンシンさんともお会いできました!
サンシンさんはロストワックス鋳造用超精密金型/お菓子金型設計製作の企業さんで、世界地味垢連盟に所属している企業さんとのことです(笑)
サンシンさんからもたくさんのお土産をいただき、新潟企業さんの温かさを感じました。
プロたんのSNSで「工場の祭典」に関する投稿を見かけ、プログラフさんを訪れて工場見学とワークショップに参加させていただきました。展示会でおしゃれなブースを出している企業さんという印象がありましたが、実際に工場を訪れてみると…やはり工場もとてもおしゃれでした!
残念ながら、工場内は写真撮影が禁止されていたため、その雰囲気を写真でお伝えすることはできませんが、普段目にしないような印刷機が稼働していて、品質へのこだわりが随所に感じられました。
写真撮影が許可されていたワークショップの会場では、プログラフさんの制作実績を直接見ることができました。印刷会社として、品質はもちろんですが、デザインも社内で手掛けていることに驚きました。一つ一つの作品が素晴らしいアイデアに基づいており、アイデアを形にする技術力が光っていました。お客様も、プログラフさんに依頼すれば、おしゃれで魅力的な製品が仕上がるだろうと感じ、プログラフさんのブランド力の高さを改めて実感しました。
↓プログラフさんの制作実績
↓プログラフさんの制作実績
↓プログラフさんの制作実績
また、手帳作りのワークショップに参加しました。自分だけのオリジナル手帳を作る楽しい体験でしたので、その流れを簡単にご紹介します。
まず、手帳の中身を自分で選ぶところから始まります。好きなページの紙を選んで、自分にぴったりの手帳を作れるのが魅力です。
次に、表紙の色を自分で調合し、色を作り出す作業が始まります。ローラーを使って表紙に色を塗り、世界に一つだけのデザインが完成しました。
ワークショップでは、特色の仕組みや色作りの楽しさを学ぶことができ、知識を深める良い機会となりました。スタッフの方々は親切で丁寧に指導してくださり、和やかな雰囲気の中で作業を進められました。
この手帳作りのワークショップは、クリエイティブな刺激を受けながら、自分の手で作品を作り上げる満足感を味わえる素晴らしい時間でした。
新潟県三条市にある、寺社の装飾彫刻を生業とし、箸で有名なオープンファクトリーとショップを持つマルナオさんに行ってきました。マルナオさんの工場では、材料の選定から細かい仕上げ加工までの製作工程をガラス越しに見ることができ、その繊細なものづくりに感動しました。職人の方々は、見られながらの作業で緊張するかもしれませんが、作業をオープンにすることで、職人技への憧れや凄さを感じてもらえるのではないかと思いました。(ブランディングとしても、オープンにできる部分を見せることで、職人さんの力になっているのかもしれませんね。)
「ものづくりってかっこいい!」と強く感じた瞬間でした。
また、マルナオさんのショップもとてもおしゃれで素敵でした。店員さんが「ぜひ手に取ってご覧ください」と勧めてくださったので、実際に手に取ってみると、その素晴らしさを素人ながらに実感できました。持った瞬間に感じる違い…軽いというだけではなく、手そのものが喜んでいるかのような感覚でした。箸を買うか悩んだのですが、今回はデザート用のスプーンを購入させていただきました。
↓ショップの展示品「箸」
↓ショップの展示品「スプーン」
「刃と刃を合わせて切る」ニッパー型刃物の製造に特化し、つめ切りなど「美」を追求した製品を生み出している諏訪田製作所さんを訪れました。弊社しゃちょーが「一度は行くべきだ」と何度も勧めてくれていたため、今回の出張のメインでもありました。諏訪田製作所さんは、オープンファクトリーの初期成功例として知られており、多くの企業が影響を受けているようです。オープンファクトリーを通じて、ブランド力の向上だけでなく、業務の効率化も実現したとのこと。また、日本国内だけでなく海外からのお客様も多く、訪れた際にはカナダからのお客様も来ていました。
実際にオープンファクトリーを見学してみると、窓越しに職人の方々の張り詰めた緊張感を感じました。その場には、職人としての誇りと、作業への集中力が漂っており、作業工程や道具を大切にしていることが強く伝わってきました。こうしたこだわりをオープンにすることで、製品の良さだけでなく、ブランドのファンが増え、確立されていくのだと感じました。作ったものや道具を大切にし、日々の業務を丁寧にこなすことの大切さを改めて考えさせられた空間でした。この体験は本当に貴重でした。
↓通路も品があって、圧倒されました!
↓モノの置き方も品を感じました。
↓検品も立派な仕事ですね。
今回は見学だけでなく、事前予約していた「ミニメタルBONSAIづくり」というワークショップにも参加しました。これは、爪切りの排材を使って、自分だけの盆栽を作る体験です。まず「幹と枝」と「台座」を選び、枝の部分を道具を使って自由に広げていきました。どのように枝を広げても自然な木の形になるので、センスに自信がなくても楽しく作れます。また、職人さんが一つ一つ手作りしているため、同じものが二つとないのも魅力です。(職人さんが、遊び心を持って毎回違うデザインにしているそうです!)
作業ではグルーガンを使って金属を接着しました。これは一発勝負の作業で、紙の上で練習をしてから盆栽の台座に接着する流れでした。コツは、一箇所に集中してグルーを出し続けること。アドバイス通りに作業すると、うまくいったように感じました。最後に爪楊枝を使って、地面の表現を整え、完成です。
↓グルーガン!!!初めて使った。
↓グルーガンの練習、紙に描かれた円に収まるように練習しました。
↓ミニメタルBONSAI
職人さんの遊び心は、工場のあちらこちらで感じることができました。おまけとして、エントワが特に面白いと思ったものを紹介します。おそらくほとんどが、爪切りの廃材や材料を使ったものですが、おしゃれ!!!
↓こちらはシャンデリアです。
↓こちらは動物園コーナーです。
↓こちらは大きなメタル盆栽です。
最終日の午前中、燕三条駅からどこか一箇所寄れる時間があったので、「燕市産業史料館」に行ってきました。(駅からシャトルバスが出ています)この史料館では、燕市のものづくりの歴史について学ぶことができ、歴史的価値のある展示物も多く、エントワのように知識があまりない方でも、とても勉強になる場所だと思います。特に、燕市の歴史を紹介するビデオは非常にわかりやすく、おすすめです。
また、史料館内には「体験工房館」というモノづくりを体験できるスペースがあり、エントワはそこで「チタン製スプーンの酸化発色」体験をしました。これは、中学や高校の理科の授業を思い出すような、電気分解を使った体験で、スプーンに酸化膜をつけることで、目に見える色が変わるという仕組みです。実際に体験してみると、とても感動的でした!電圧を変えると色が変わる仕組みで、電圧を調整しながらスプーンを水から引き上げていくだけのシンプルな作業ですが、グラデーションを作ることも可能です。エントワはオレンジから青へのグラデーションスプーンを作成しました。
この体験は、スプーンに色をつけるために開発された独自の方法のようで、数分間の短い体験ながら、とても充実した時間を過ごすことができました。小さなお子さんでも参加できるので、ぜひおすすめの体験です!
旅で楽しみな一つが食事ですよね。
エントワが燕三条で、食べた食事を紹介しますので、燕三条に行った際の参考になればと思い、掲載します(笑)
麺が太くて、静岡では食べたことがない味のラーメンでした。のりがいい感じのアクセントで、お土産で海苔を購入しました。
新潟県三条市須頃1-22(燕三条駅から徒歩5分)
元企業公式さんと初めて会って、楽しいひと時を過ごしました。やはり、SNSで知り合っていると、初めてという感じはしない(笑)
普通のバイキングでしたが、エントワの宿泊で使ったホテルに、お相撲さんが泊まっていました。エントワが朝食の際に、一人のお相撲さんが同じご飯を食べていたので、思い出深い朝食となりました!
マルナオさんの工場でのキッチンカー昼飯を食べました。工場にキッチンカーが来るとは!!!工場の人も食べているようで、工場の祭典ならでは楽しみですね。
諏訪田製作所にはカフェがあり、そこでランチやデザートなどを食べることができました。エントワは昔ながらのプリンを選びました。
新潟のお米を食べたいなあと思い、お寿司屋さんへ行きました。すごい写真映えするようなメニューがあって、頼んでみたのがこちらです。
新潟県三条市須頃2-110-1(燕三条駅から徒歩約5分)
土曜日の燕三条は、イベントで、マルシェみたいな感じでした。(平日は人がいなくて、寂しい感じ…)そこで、味噌味の焼きそばを見つけ、新潟の名物かなと思い、食べてみました。
なっちゅ
新潟を満喫っちゅ!!!
今回の出張では、新潟の企業の皆さんの温かさに触れ、そして新潟のモノづくりの素晴らしさを実感した三日間となりました。(新潟の皆さんからいただいたお土産にも驚きました!)この経験を通じて、モノづくりは憧れる存在であり、同時にとても面白いものだと強く感じました。
エントワもモノづくりに関わっている企業として、今後も多くの人に「モノづくりっていいね」と思ってもらえるような情報発信を続けていきたいと改めて思いました。そのために、日々の地道な作業を大切にし、一歩一歩丁寧に進んでいきたいです。エントワが作るものが劇的に変わることはないかもしれませんが、今回の出張でレベルの高いモノづくりに触れることができ、とても刺激を受けました。これからも頑張っていけそうです。
また、「工場の祭典」は単純に面白いイベントだと感じました。モノづくりに直接関わらない方々も多く参加されていて、それだけ魅力のあるイベントだと思います。特に深く考えなくても、「楽しそうだから」という理由で参加してみてほしいと思えるイベントです。機会がありましたら、ぜひ次回の燕三条の工場の祭典に足を運んでみてください!
なっちゅ
新潟大好きっちゅ!!!