「2Wayアクリルグッズ」は、アクリルスタンドやキーホルダーといった人気アイテムに、さらなる実用性とデザイン性を融合させた新しいスタイルのグッズです。1つのアイテムで2通りの使い方ができるこの多機能なグッズは、ファンアイテムやノベルティとしての価値が高く、オリジナルグッズを制作する際の候補としても注目されています。本記事では、エントワーズでの試作例をもとに、2Wayアクリルグッズの魅力やデザインのコツ、製造工程から選べるオプション、作成時のポイントまでを詳しくご紹介いたします。多機能で便利な2Wayグッズの可能性を探りながら、ぜひオリジナルのアイデアを形にするヒントとしてお役立てください。

目次

1.2Wayアクリルグッズとは?

2Wayアクリルグッズとは、1つのアイテムで2つの機能を楽しめる仕様のグッズのことです。例えば、アクリルスタンドとクリップが一体になったものがその代表例です。実用性を兼ね備えながら、コレクションとしての魅力もあるため、オリジナルアクリルグッズを考える際には、候補としてオススメできる商品です。

↓スタンドタイプ

クリップスタンド

↓クリップタイプ

クリップスタンド

アクリルキーホルダーやアクリルスタンドなど、一般的な商品との差別化を図るためには、実用性をプラスすることが重要だと考えています。なぜなら、購入者にとって魅力的な理由が多いほど、その商品を選ぶ可能性が高まるからです。特に、実用性が高ければ高いほど、ファンアイテムとしての「推しグッズ」という側面と相乗効果が生まれ、より魅力的な商品になると信じています。

クリップスタンド

今後、ノベルティとしても活用できる2Wayグッズの開発を進めていきたいと思っていますので、今後にご期待いただければ幸いです。

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便利っちゅ!!!

2.エントワーズは試作した2Wayグッズ

エントワーズでは、現時点で以下の2Wayグッズを試作しています。

(一)アクリルスタンド+アクリルキーホルダー

一見、よくあるグッズに思えるかもしれませんが、アクリルスタンドの本体部分にボールチェーンを付けることで、室内ではアクスタ(アクリルスタンド)として飾ったり、外出時にはキーホルダーとして持ち歩いたりすることができる便利なアイテムです。

クリップスタンド

(二)アクリルスタンドクリップ

この商品は、アクリルパーツを差し込む部分を変更することで、アクリルスタンドとしてもクリップとしても使用できる2Way仕様のグッズです。さらに、差し込み部分が2箇所あるため、背景付きのジオラマ風アクスタとして楽しむことも可能です。(※背景付きの場合は、スタンド本体の高さ制限に注意が必要です。)

クリップスタンド

(三)アクリルバッジ(回転クリップ付き)

360度回転するクリップを使用することで、バッジとしてだけでなく、アクリルスタンドとしても機能するアイテムです。バランスが取れれば、メモスタンドとしても活用できます。

クリップスタンド

3.2Wayグッズのデザインのポイント

グッズ製造会社であるエントワが考える2Wayグッズのデザインのポイントは、2通りの使用シーンを具体的に想像することです。2Wayグッズの魅力は、その名の通り、2つの使い方ができることにあります。この利便性を最大限に活かすため、ただのデザインに留まらず、実際に使用される場面を想定することが重要です。
例えば、1つ目の使い方では室内でインテリアとして飾られ、2つ目の使い方では外出時に持ち歩かれる、というように、異なるシチュエーションでの利用シーンを考え抜くことで、より魅力的なデザインが生まれます。具体的な使用風景をイメージすることで、実際に手に取ったときにその良さが際立つデザインが実現できます。

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想像っちゅ!!!

4.製造工程と選べるオプション

2Wayグッズの製造工程は、基本的に通常のアクリルグッズと同じです。特殊なアタッチメントや部品を使用する場合、それらの仕入れや取り付け作業に時間がかかることがありますが、これは一般のアクリルグッズにも言えることなので、大きな問題ではありません。

① 厚みと印刷方法の説明

アクリルの厚みは、主に3mm厚を使用していますが、2mmや5mmの厚みを選ぶこともできます。厚みの違いによる効果として、薄いものは軽量で持ち歩きに適したグッズとなり、厚いものは高級感があり、飾りとして最適です。
印刷方法も基本的なアクリルグッズと同様で、片面印刷や両面印刷が選べます。

クリップスタンド

② 選べるパーツの説明

(1) アクスタ+アクキー
ボールチェーンの色を選ぶことができ、クリアチャームでも同様に色の選択が可能です。ボールチェーンは高級感を演出するのに対し、クリアチャームはポップで明るい印象を与えます。特に飲食店などでは、サビの心配がないクリアチャームをおすすめします。

↓ボールチェーン

クリップスタンド

↓クリアチャーム

クリップスタンド

(2) アクリルスタンドクリップ
(3) アクリルバッジ(回転クリップ付き)との違いは、背景の有無に加えて、アクスタとしての安定性に差があることです。アクリルバッジは差し込み口が不要で形状の自由度が高いですが、自由すぎるとアクスタとしての安定性が失われる恐れがあります。そのため、安定性を重視する場合は、(2) アクリルスタンドクリップの「大」サイズをおすすめします。クリップの「大」は接地面が広く、アクスタとして非常に安定しています。

クリップスタンド

↓(2) アクリルスタンドクリップの「大」

クリップスタンド
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人気っちゅ!!!

5.オリジナル2Wayアクリルグッズを作る際の注意点

2Wayアクリルグッズを製作する際には、形状にいくつかの制約がある点に注意が必要です。特に、(2) アクリルスタンドクリップや(3) アクリルバッジ(回転クリップ使用)の場合、アクスタとしての機能を維持するためには、バランスが重要です。

(2) アクリルスタンドクリップでは、高さ制限があります。スタンドとして安定させるためには、高さと重心のバランスに気を配る必要もあるかもしれません。

クリップスタンド

(3) アクリルバッジ(回転クリップ使用)では、接地部分の広さやアクリルの大きさに注意が必要です。地面に接する箇所が広く、アクリルのサイズが適切でないと、バランスが崩れやすくなります。

クリップスタンド
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要注意っちゅ!!!

6.まとめ:多機能で便利な2wayアクリルグッズを手軽に作ろう!

2Wayアクリルグッズは、一つのアイテムで二通りの使い方を楽しむことができる、多機能で魅力的なグッズです。アクリルスタンドやキーホルダーとしてだけでなく、クリップやバッジなど、実用性を兼ね備えたアイテムを作ることで、コレクターズアイテムとしての価値が高まり、ファンアイテムとしても注目されます。
製造過程では、通常のアクリルグッズと同じ工程で作成できるため、製作が比較的容易です。また、厚みやパーツの選択肢によって、個々の用途やデザインに合わせてカスタマイズすることが可能です。作成する際には、使用シーンを具体的にイメージし、実用性とデザイン性を両立させることが成功の鍵となります。
エントワーズでは、これからも多機能で便利な2Wayグッズの開発に取り組み、オリジナルグッズを手軽に作りたいというニーズに応え続けていきます。あなたもぜひ、自分だけのオリジナル2Wayグッズを作ってみませんか?

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